よた(yota)– Author –
よた(yota)
-
栽培の実践技術
【植木鉢】サイズと形の選び方|根の伸び方・乾き方・倒れにくさで決める
植木鉢は、見た目とサイズだけで選ぶものではありません。鉢の深さは土が濡れたまま残る割合を、素材は乾く速さを、幅は倒れにくさを決めます。根の伸び方に合わせて選ぶ手順を、大学の資料から説明します。 -
用土の科学
【ゼオライト】肥料が流れ出さない理由|イオンをつかんで放す仕組み
ゼオライトは、水はけをよくするだけの軽い砂利ではありません。結晶の中で養分イオンをつかまえて放す、陽イオン交換という化学的なしくみを持つ、国指定の土壌改良資材です。 -
用土・資材レビュー
【アンドプランツ】買って3年の正直レビュー|あとで1,300円で見つけた話
探していたフィカス・ジンが5軒回っても見つからず、アンドプランツで買いました。届いた株は葉が1枚も傷んでいませんでした。あとで店頭に1,300円で出ていた話まで書きます。 -
用土の科学
【水苔】チリ産とニュージーランド産の違い|「AAA」は誰が決めた等級か
水苔の「AAA」「5A」は、国が決めた等級ではありません。産地で本当に違うのは、採っているミズゴケの種と、刈ったあと生えなおすまでの時間です。法令と栽培試験から読み解きます。 -
用土の科学
【ダークピート】ピートモスとの違い|同じ泥炭なのに役目が変わる理由
ダークピートは、ピートモスとは別の材料ではありません。同じ泥炭を、分解が進んだ深い層から掘り出したものです。分解が進むほど繊維が減って腐植酸が増える。だから、すきまを作る役から肥料をとどめる役へ、担当が変わります。 -
用土の科学
【マグァンプK】なぜ1年効くのか|水に溶けにくいから長持ちするしくみ
マグァンプKは、水に溶けてすぐ効く肥料ではありません。成分をわざと水に溶けにくい形にしてあり、植物の根が出す酸に少しずつ溶かされて効きます。だから粒の大きさで効く期間が変わります。 -
用土の科学
【解析】牛ふん堆肥と鶏ふん堆肥の違い|観葉植物・室内で使えるか
牛ふん堆肥も鶏ふん堆肥も、畑では信頼される資材です。しかし観葉植物の鉢にそのまま使うと、臭いや根腐れを招くことがあります。畑と鉢とでは、空気の通り方がまったく違うからです。 -
用土の科学
【解析】鉢底石は本当に必要か|「宙水」という水はけの落とし穴
鉢底石は、敷けば水はけが良くなる魔法の資材ではありません。粒の大きさが変わる境目に水がたまる「宙水」という現象が起きて、逆に根腐れを招くこともある、というのが実情です。 -
用土の科学
【ヤシガラチップ】値段では選べない|「あく抜き」の有無で中身がここまで変わる
ヤシガラチップは、高いものほど良いわけではありません。公的機関が8製品を測ったところ、いちばん高い製品より3分の1の値段の製品のほうが、成績が良い場面がありました。効いていたのは値段ではなく、あく抜きの有無です。 -
用土の科学
【硬質赤玉土】普通との違い|「三本線」の正体と、崩れるまでの時間で選ぶ
硬質赤玉土は「上等な赤玉土」ではありません。崩れるまでの時間を買う土です。そして「三本線」は品質等級ではなく、あるメーカーの登録商標です。
-
用土の科学
【日向土】軽石・ボラ土との違いと使い分け|pH・粒径から選ぶ
日向土・ボラ土・軽石は、どれも同じ軽石系の用土です。それでも呼び名が分かれるのは、産地と粒径、そして性質が違うから。何がどう違い、どう使い分けるのかを整理します。 -
用土の科学
【石灰】違いと使い方|苦土石灰・消石灰・有機石灰の選び方と比較
石灰は土壌のpHを調整するための資材ですが、実は種類によって成分や作用が異なります。本記事では、苦土石灰・消石灰・有機石灰の違いを成分ベースで整理し、それぞれの使い分けと正しい使い方を解説します。 -
用土の科学
【腐葉土】完熟・未熟の違いと見分け方|「これだからこうなる」で判断する基準とは?
腐葉土は「完熟なら間違いない」は不正解です。完熟・未熟にはそれぞれ特性とトレードオフがあり、目的によって選ぶべき状態が変わります。におい・見た目・触感で判断する方法と、場面によっては腐葉土より適した素材があることを「これだからこうなる」の判断軸で解説します。 -
用土の科学
【パーライト】失敗する理由はここ|粒径×配合率で決まる土の状態
パーライトは万能ではありません。保肥力のなさ、雨風での流出、粉じん、砕けやすさ――農水省の基準や海外の一次資料で裏付けたデメリットを整理しました。 -
用土の科学
【ピートモス】使い方まとめ|乾かすと水をはじく、その理由と対策
ピートモスは水持ちが良いはずなのに、なぜか乾く部分と湿りすぎる部分が同時にできる。原因は「乾燥」と「押し固め」による構造崩壊です。 -
用土の科学
【解析】味の素で植物は元気になるのか?|“効いたように見える理由”と再現性の壁を科学的に解説
味の素で植物が元気になる可能性はあります。ただし効果は条件に強く依存し、再現性は低い。「使える」と「有効」は別の話です。 -
用土の科学
【バーミキュライト】使い方とpH|迷ったら中粒×20%から
バーミキュライトは保水材ではありません。国が袋に書かせている用途は「土壌の透水性の改善」です。pHは製品で7.0〜9.5と幅があり、同じ配合でも鉢が浅いと空気が残りません。 -
用土の科学
【鹿沼土】根腐れする理由|水はけが良いのに起きる本当の原因と対策
鹿沼土で根腐れする原因は「水はけの悪さ」ではありません。粒が崩れて空気の通り道が消えることです。構造が崩れた瞬間、最も危険な土に変わります。 -
用土の科学
【赤玉土】根腐れする理由|水はけが良いのに失敗する本当の原因とは?
赤玉土で根腐れする本当の原因は「水」ではなく「空気」です。微塵がすき間を埋め、空気の通り道がふさがれる。その構造から整理します。 -
用土の科学
【腐葉土】pH・酸度・栄養素|数値で見る腐葉土の正体と使い方
腐葉土は栄養を与える土ではありません。未熟なものを入れると、微生物に窒素を取られて逆に葉が黄色くなります。税関が測った市販腐葉土20種のC/N比は大部分が15〜35。安全の目安は25以下です。